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大阪のうまいもん好きが集まる難波の名店割烹「美加佐」!

鱧

 

石畳にこの街の歴史を刻む大阪・難波、法善寺横丁界隈に、

ぜひとも足を運んでみたい老舗の名店があります。

この地で40年以上にも渡って愛され続けている割烹「美加佐」。

大阪メトロ堺筋線、千日前線・日本橋駅2番出口から徒歩4分の距離にあります。

 

食に対して一家言を持つ人たちが多い街で根強いファンを獲得しているのは

なぜなのか―その点を踏まえつつ、今回はご紹介していきましょう。

 

初めて訪れたはずなのに、どこかしら懐かしさ漂う、8席あるカウンターの1階。

これまで、どれだけの方たちがここで美味と美酒に酔いしれてきたのか、

たやすく目に浮かんでくるような味わい深い雰囲気がたまりません。

 

2階には4名用のテーブルが2つ。素朴で親しみやすい佇まいは、

少人数の宴会でも、家族連れでも気兼ねなくくつろげるものになっています。

 

庶民的な造りでありながら、出される料理はハイレベル、

という点こそ、なにわの人たちを虜にしている大きな理由でしょう。

旬の食材の中からお客さんがお好みで選んだものを、要望も取り入れつつ、

最も適した調理法で提供する、という融通無碍ぶり。

大阪のお笑い文化にも通じる、アドリブ感あふれる展開です。

 

例えば、生岩牡蠣の味わい方にしても、かなり個性的です。

スコッチウィスキーを軽くまとわせてからペロリ。

この方法によって、熊本・天草産の濃厚な旨味がぐっと引き立つ仕掛けになっています。

 

一方、淡路島の南部、沼島のブランド鱧を使った品は、正統的に皮目を炙り、

身の厚さや素材の特性をしっかり味わえるように。

出会いの妙を楽しむなら、鹿児島産の緑竹をオクラや蛸の甘辛煮と合わせた一皿を。

素材の良さを引き出すことに心を砕いた味つけがお見事です。

 

その時々によって銘柄が異なる日本酒を重ねた最後は、〆として、軍鶏や牡蠣、蛸などの釜めしを。

二代目になっても変わらない出来栄えに、強者ぞろいの常連さんたちも深く頷きます。

ど派手な看板が並ぶ道頓堀から一本路地に入ると、しっとりと情感あふれる大人の世界―

法善寺横丁の「美加佐」は、うまいもん好きがこぞって集まるお店です。

 

[店名] 割烹 美加佐

[TEL] 06-6211-6665
[住所] 〒542-0076大阪府大阪市中央区難波1-1-20
[アクセス]
大阪メトロ堺筋線、千日前線「日本橋駅」2番出口より徒歩4分
近鉄難波線、阪神なんば線「大阪難波駅」15-A出口より徒歩3分
[営業時間] 15:00~22:00
[定休日] 木曜日
[ホームぺージ] https://www.mikasa-hozenji.com/

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