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高松市の穴子料理「古今」で割鮮料理を楽しむ

お刺身と日本酒

高松市の「古今」で今に息づく割鮮料理!

割鮮料理と銘打っている和食はそれほど多くはないものですよね。高松市にある「古今」はそんな古き良き言葉を掲げたお店の一つ。高松琴平電気鉄道・瓦町駅から徒歩5分のところにあり、雰囲気も落ち着いていて、接待やお祝いの席にもふさわしいおもてなしをしてくれますよ。

11席ある木目のカウンターからは、職人さんの調理する様子も眺めることができ、言わば、特等席。ライブ感を満喫するならまずこちらへどうぞ。4名用のテーブルが5席あるお座敷席は、仕切りによる半個室としても使え、ゆっくりくつろぐこともできますよ。貸し切りは最大25名まで。手入れの行き届いた空間にじっくり腰をすえて、早速、瀬戸内の恵みをいただきましょう。

「自家製からすみ大根」などの一品の後に、「あこうの姿造り」がお目見え。冬の河豚と並び称されるこの魚は、美しい白身で、小気味良いほど弾力があるんですね。力強くじんわり広がっていく滋味は、「鮮度の良い魚をさばく」という意味の割鮮料理ならではのものです。魚種によって包丁の入れ方も変えるのだとか。この徹底ぶりが、ここまでの美味しさを生んでいるのですね。

これに気を良くして、ここからは名物の穴子料理を。「活あなごの造り」をまずは注文します。初めて食したときは、旨味もしっかりあって、なおかつ、甘みも十分で、本当に驚いたものです。香川の地酒「悦凱陣 純米吟醸」が軽快に進むこと。続けて、「活あなごの白焼き」もいっておきましょう。身がふっくらとしていて、火の通りもちょうどいい感じ。近海の天然ものを中心に、料理に合わせて、2年物や5年物を使い分けるという点も、見逃せないこだわりですよ。

高松市の「古今」で最後のフィナーレを飾るのは、当然、「煮穴子の押し寿司」でしょう。2日間かけて煮込んだからこそ思わずうれしくなる柔らかさ。シャリとも素晴らしく合っていて、骨のエキスも入った自家製だれがいい仕事しているんですね。お土産としてお持ち帰りできるのも魅力ですよ。

店名 「古今(ここん)」

住所 〒760-0052 香川県高松市瓦町1-3-14 井上ビル1階
アクセス 高松琴平電気鉄道各線「瓦町駅」より徒歩5分
営業時間 17:30~24:00(L.O.23:15)
定休日 月曜日
TEL 087-823-3702

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