本格北京料理が絶品！淀屋橋、肥後橋の老舗「中華菜館會賓楼」

大阪市西区で中華料理といえば淀屋橋、肥後橋エリアにある「中華菜館會賓楼」が断然お勧め！
昭和27年に創業し、それ以降本格的な北京料理を提供し続けているこのお店。チャーハン、麺類、点心、一品料理など幅広く揃ったメニューは、いずれも丁寧に手作りされていて、真心と高い技術を感じさせられます。

特にも絶品なのは「豚バラ肉とキャベツの四川味噌炒め（回鍋肉）」。このお店の創業者が試行錯誤の末にようやく辿り着いたという、八丁味噌を効かせた“甜麺醤”。その伝統の調味料が味の決め手となっている回鍋肉は、味噌の風味が良く、実に食欲をそそる味わい。キャベツ、ピーマンと共に炒めた豚肉は分厚く切られていて、食べ応えがあるのもまた格別。長年、常連に愛されているというのも頷ける一品です。

また、このお店は本格中華を提供しているだけに、香辛料へのこだわりは一入。上記で触れた伝統の調味料の他に豆板醤も自家製ですし、唐辛子や山椒、鷹の爪などの絶妙な組み合わせによる味の表現にも徹底してこだわっています。
そして、それを実感するメニューが２つの麻婆豆腐。花椒と山椒の香りと風味をいかした「四川風麻婆豆腐」は、しびれるような辛さの中にも深いコクと旨味が詰まっています。一方の「北京風麻婆豆腐」は、辛さの中にも甜麺醤のまろやかな甘さがあり、幅広い層に愛される味です。お好みによって選べるこの２品。ちなみに筆者の場合は、刺激的な四川風が癖になっています。これに合わせて飲むビールが、また最高！

ここまで料理のご紹介をしてきましたが、この「中華菜館會賓楼」は店内の方も良い感じです。全体的に華やかさがあり上品で、いかにも“高級中華”といった雰囲気が漂っています。
でも、それでいて五目チャーハンや五目焼きそばが各880円、手作りの焼き餃子（８ヶ入）が600円と庶民的な価格のメニューも多数あるので、気軽に足を運べるのが嬉しいです。
一方で、高級中華を楽しみたい人向けに、フカヒレの姿煮やアワビの醤油炒めといった豪華食材を使ったメニューやコース料理も有り。また、お祝い事や特別な接待に最適な、優雅な雰囲気の個室も完備されているので、用途によって色々と使い分けられるのも便利です。

店名　中華菜館 會賓楼（ちゅうかさいかん かいひんろう）

住所　〒550-0002　大阪府大阪市西区江戸堀1-9-1 肥後橋センタービル B1F
アクセス　大阪メトロ四つ橋線「肥後橋駅」7番出口より徒歩1分
営業時間
［月曜日～金曜日］
11:30～15:00（L.O.14:30）
17:30～22:00（L.O.21:00）
［土曜日］
11:30～15:00（L.O.14:30）
17:30～21:00（L.O.20:00）
定休日　日曜日・祝日（土曜日不定休）
TEL　06-6445-6675