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特別な日に訪れたい至極の江戸前寿司屋 日本橋人形町「鮨 きむら」

一品

滋味深さを伝える伝統と革新の鮨 日本橋人形町「鮨 きむら」

日本の食文化の1つとして人気なのがやはり「寿司」。
その歴史は奈良時代までさかのぼり、この頃は甘酢で味付けした米飯にアユやフナをのせて一晩寝かした、
いわゆる「なれずし」を保存食として食べられていたそうです。
江戸時代の末期に流行した屋台から、握ったらすぐに食べられる「握り寿司」が流行となり、
江戸前でとれる魚介や海苔を使用した事から「江戸前寿司」と呼ばれるようになりました。
今回は、そんな歴史ある江戸前寿司の名店をご紹介します。

「水天宮前駅」8番出口より徒歩3分。
日本橋人形町にひっそりと暖簾を掲げている「鮨 きむら」は、
伝統的な江戸前寿司を守り続けるお寿司屋さんです。
しかしそれだけではありません。
基本を礎としながら、シンプルな美味しさの原点を追及されているのです。
その信条は「香り」と「一体感」。
口に含んだ時に広がる香りと、ネタとシャリがほどけて合わさる一体感を感じさせる一貫を、常に追い求めているのだとか。
その想いと技術が生み出す握りの味わいは、季節を紡ぐ旬の美味しさを存分に発揮した美味しさです。
用いる器もまた、お食事の演出としてこだわりがあるそうで、店主さん自ら選び抜いたものに加え、
中には作家さんに特別に仕立ててもらった作品もあるのだとか。
味だけではなく、目でも楽しめるのがきむらの寿司なんです。

そして食事の際の流れは非常に大切なもの。
その為、こちらのお店は、握り寿司11貫の「握りのみおまかせ」と、
おつまみ6点+握り10貫の「おまかせコース」の2種類のプランのみで営業されています。
やはり私のおすすめは、趣向を凝らし、四季を感じさせる一皿も楽しめるおまかせコースですね。

そんなこだわりの寿司を味わう空間もまた大切なポイントです。
暖簾をくぐったその先に続く石畳の通路には、仄かに漂うお香のかおり。
入口からその世界観は始まっています。
檜の優しい香りが広がる店内は、居心地の良さを感じさせる和みの空間。
カウンター10席のみなのは、「一組ひと組に目を配れるように」という想いからだそうです。
付け場越しに細やかな所作を眺められるので、全席が特等席と言えます。

日常の中にひとときの非日常を堪能できる鮨 きむら。
格式高い寿司を味わいたい時に重宝する事間違いありません。

店名 鮨 きむら

住所 〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町1-8-2 ヴェラハイツ日本橋蛎殻町1F
アクセス
東京メトロ半蔵門線「水天宮前駅」8番出口より徒歩3分
東京メトロ日比谷線、都営地下鉄浅草線「人形町駅」A2出口より徒歩4分
東京メトロ日比谷線、東西線「茅場町駅」7番出口より徒歩4分
営業時間
【平日】18:00~21:00最終入店
【土日祝】17:00~20:00最終入店
定休日 水曜日
TEL 03-6667-0634

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